野口さん
野口國夫さん
野口さんのさくらんぼ園は、山形県の山形市にあります。野口さんは長年さくらんぼ(佐藤錦)だけを作ってきており、園地も山形市内に4ヶ所持っています。いつお邪魔しても、笑顔で出迎えてくれて、熱く農業の話をしてくれます。
そんな野口さんも、さくらんぼ作りを始めた頃は、園地の規模も小さく、なかなか美味しいさくらんぼを作れなくて悔しい思いをしたそうです。
ですが、人一倍探究心の強い方ですので、美味しいさくらんぼをつくる為に、さくらんぼ名人の所へ見学させてもらいに行ったり、園地研修に回ったりと、勉強と試行錯誤を重ねて、やっと最近になって自分でも満足できるようなさくらんぼを作れるようになってきたそうです。
野口さんに農業の魅力を聞いたところ、「終わりがないから、追及してもしても限度がないところがやりがいでもあり、魅力でもあるかな。あとは、なんと言ってもお客様に喜んでもらえた時に、やっててよかったと思うねぇ。美味しかった、来年もよろしく、という言葉などを頂くと、よしまた頑張ろう、もっと美味しいものを作ろう!となるねぇ。」とおっしゃっていました。
お客様を第一に考えている野口さんが満を持して作ったさくらんぼ、きっと美味しいことでしょう!
~~ 野口さんから ~~
「自然に逆らわない栽培方法で育成しております。
お客様の笑顔を第一に考え、美味しい、また食べたいと言ってもらえるような
さくらんぼ作りをこれからも頑張っていきたいと思います。」
野口農園さんにお邪魔したこの日は、さくらんぼの木の剪定を行っていました。
剪定というのは、木に成る枝の量を調整することによって、残した枝に陽の光がしっかりと浴びるようにし、さくらんぼの実の色づきを促進させる作業になります。
この剪定作業によって、さくらんぼの実一つ一つにしっかりと栄養が行き渡り、玉も大きくなり、真っ赤で美味しいさくらんぼが採れるようになるのです。
切る量が少ないと、しっかりと陽の光が当たらず、白いさくらんぼが出来上がってしまいますし、切り過ぎても実がならなくなってしまいますので、この作業は長年の経験がものをいう大切な作業になります。
剪定作業では、さくらんぼの木に成る枝の約4分の1を切り落とすので、地面に落ちている木の量も結構な量になります。
思わず「もったいない!」と思ってしまいましたが、この作業によって大きくて真っ赤な実ができると思えば、しょうがないのか、と思って見ておりました。
お邪魔したこの日は、園地にまだ雪が残っていました。
今年は雪が多く、園地から雪が消えるのが、例年よりおよそ1週間ほど遅いそうです。
野口さんが作るさくらんぼ
佐藤錦 秀L 1kg |
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佐藤錦 秀L 600g |
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佐藤錦 200g×4 |
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佐藤錦 200g×2 |
生産者紹介
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